いちるdialy

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「あなたは本当に”できない”の?」

「英語できない」「数学できない」のように「○○できない」こう感じたことはありませんか?はっきり言ってそれは間違いです。テストの点数が悪い=できないというわけではありません。テストの点数が悪いのは「やっていない」からです。やれば出来るんです。

僕は、10月まで部活を続けていました。勉強よりも部活を優先していたので、勉強が後回しになりがちであり、模試の判定はいつもE判定とD判定を行ったり来たりでした。そこで僕は、「自分は勉強ができないんだ」、そう思っていました。しかしそれは誤りだったのです。勉強してなかっただけなのです。部活を引退した後、およそ3ヶ月間勉強した結果、センター試験本番までに点数を100点近くあげることに成功しました。判定もあと10点でA判定に食い込めるラインまで到達しました。すごいと思うかもしれませんが、上には上がいます。周りの友達の中には150点以上伸ばした人もいます。
受験を乗り越えるために僕はみなさんに頑張って欲しいことが3つあります。それは、「継続」と「忍耐」、そして「経験」です。
「塵も積もれば山となる」ということわざは、まさにその通りです。模試で半分以下しか取れなかったリスニングは、2ヶ月で8割を安定して取れるようになりました。1日何時間英語を聞いたと思いますか。答えは3〜5分程度です。学校で使っているリスニング教材を1日1ページだけ解き、2・3回CDと一緒に音読しました。それだけです。個人差はあると思いますが、1ヶ月で点数は変わると思います。一回の量ではなく続けることが大事だと学びました。
しかし、僕はめんどくさがりで三日坊主です。最初は、こんなもんで点数が取れるようになるのかとすぐに飽きました。でも、受験勉強にそれは通用しません。自分に負けないでください。僕は友達に目標を宣言して自分を追い込みました。目標を宣言すると後戻りできなくなってやる気が出ます。自分を奮い立たせて、忍耐強く勉強と向き合ってください。成績はすぐには伸びてくれません。結果が出るまでは「精神」の勝負です。
そして、たくさんの経験をしてほしい。勉強でいえば、たくさんの人から学んでほしいです。僕は部活の関係もあり、塾には通いませんでした。その代わり、学校の放課後講習や、塾の無料講習には積極的に参加し、たくさんの先生に学びました。たくさんの先生の授業を受けると、その先生によって同じ内容について話していても、全く違った表現の仕方をしていることに気づきました。授業で習った時にはわからなかったことも、講習中にそういうことかと理解した経験が何回もあります。分からないことは分からないままにしないで下さい。わからないことがあったら先生に聞く、その少しの勇気の積み重ねがあなたを大きく成長させてくれるはずです。